- 偕老同穴
- かいろうどうけつ【偕老同穴】(1)〔「同穴」は「詩経(王風, 大車)」の語。 生きている時はともに老い, 死んでからは同じ墓に入る, の意〕夫婦が愛情深く固く結ばれていること。
「~の契りを結ぶ」
(2)カイロウドウケツ科の海綿動物の総称。 形は花瓶状・円筒状などで, 長さ3~80センチメートル。 細かい籠(カゴ)の目状の組織からできている。 100~1000メートルの深海の泥中に直立する。 体腔内に雌雄一対のドウケツエビがすんでいることがあり, このエビは生涯外へ出ることなく一緒にすむことから「偕老同穴」の名がつけられたが, 現在では海綿の方の名となった。 ビーナスの花籠。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.